20230414

組織って、ソフトウェアって作るの大変で、それが自分の幸福には繋がらない。作るのやめたいと思ったのが2018年くらいのこと。

社会的に影響力あるものを作ろうと思うならそれは避けられないけど、どうしても感覚的に巨大なソフトウェアを作ることが100万人使うサービスを作ることが自分の幸せに繋がると思えない。

自分はソフトウェアエンジニアだと自己暗示して、アーキテクチャ・言語・サービスの作り方色んなパターンに拘ったり自分は一人前だなと思うことが、視野が狭くてちっぽけなんじゃないかと思うようになった。そういうエンジニアリングみたいなのはもう必死に取り組むんじゃなくて肩の力を抜いて、呼吸をするように自然なものとして使いたい。

一度そういうものから離れてコンテンツの方に行きたいと思い3DCG・ゲームの仕事に変えたりした。

コンテンツ作りはそれはそれで大変なことも多いし、宮崎駿のように社会のために作品作っているような感じでそういう自己犠牲的なハードワークが存在するのも知ってるけど、自分の幸せとか充実感を満たす働き方として可能性あるなと思っていて学びがある。

CG周辺は幅広い分野に使われていて、技術自体面白いのでそこをやりつつ、コンテンツ作りに関われたらとりあえず数年はこれで大丈夫だと思う。

最近は自分が作りたいと思ったものを数日、数週間で公開できるくらいのスケールで生きるのが気持ちいいなと思ってる。自己満足というか自分本位に生きてる感じがしていい。ChatGPTに作り方書いて半日で作ってみたいな没頭するような時間とか、ゲームのアイデアが浮かんでそれについてのメカニクスを考えたり、プロトタイプ作ったりするのが結構楽しい。こういう自分が楽しいと思える瞬間がもうちょっと言語化できて日常に取り込めると最高なんだけどな。