CGクリエイター

SHIROBAKO Advent Calendar 2021 - Adventar 23日目です。SHIROBAKO Advent Calendarは2015年に一度書かせて頂きましたので、6年越しに書かせていただきます。ここまで続いていることに作品への愛を感じます。

前は、「みーちゃんから学ぶ新人ソフトウェアエンジニアの心得」というタイトルで書かせて頂きました。 残念ながら既に記事は消してしまったようなのですが、2015年は僕の人生の転機で、仕事を辞め独学で勉強したプログラミングだけを武器に上京して、ソフトウェアエンジニアへ入門を果たした年です。この当時は仕事に対する気持ちで、新人の3Dモデラーのみーちゃんを見たときにとても心を動かされた記憶があります。そして、6年後の今同じような感情をフラッシュバックできるかもしれないと思いました。 僕がやろうとしてることがみーちゃんやSHIROBAKOの世界に近づいたからです。

前回AdventCalendar書いたときはWebエンジニアだったのですが、今はUnityエンジニアとしてゲーム開発をしています。業務外では都内のデジタルハリウッドというスクールに通い日々CGを勉強しています。元々Webエンジニアになる前はゲーム会社を志望していたのですが、3社お祈りされた辺りで生活も苦しく、当時一番自信のあったRubyを使った転職活動に切り替えてWebエンジニアになっていったので、当時得意だった技術をベースにキャリアが積み上がっていくことに焦りを感じていました。改めて自分はコンテンツが作りたいと思い、技術スタックをコンテンツ制作に関連する技術に切り替え、スマホゲームの会社でUnityエンジニアになりました。個人でも作品を制作できるようになりたいため、自身で3DCGやグラフィックスなどにも取り組んでいます。

みーちゃんはキャラクターを作りたいという気持ちでモデラーになったのですが、僕も一番作りたいのはキャラクターで、デジハリの3ヶ月目の静止画課題で制作したのはキャラクターでした

初めてのキャラクターモデリングということもあり、とても時間がかかったのと作りたいモノが全然作れずという感じですが、なんとか人を作りきることができました。60時間以上掛かったと思います。提出前日は寝ずに20時間ぶっ続けで作業したり... あまり業務外で長時間何かに夢中になるということが最近なかったのでとても自信になりました。

みーちゃんが車のアニメーションのクオリティで同僚に厳しい指摘をしたシーンを改めてみましたが、3Dモデラーは常に物事の本質を観察していけないといけなくプロフェッショナル度が高い職です。

みーちゃんは一人でモデラー、アニメーション、リギングなどができるジェネラリストで需要が高くリーダーを任されるのも頷けます。小さい会社だと業務範囲内が広く色々やらされるみたいですが、エフェクトの経験はないのか後輩にまかせてました。エフェクトまでできたら逆に凄すぎるんですが。その辺の成長が劇場版で描かれていたのかと思います。

みーちゃんのようなCGクリエイターとしての能力を身に着け人の心を動かす作品を作ると共に、ソフトウェアエンジニアとして技術で新しい表現を作ることを目指していきます。