もう仕事で自己表現とかやめない?

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自分の中にあるもやもや、情景など、中にあるものを形にして加工、蓄積し、自己を確立する。確かに存在を認めてもらえる居場所は必要だ。だが知っての通り仕事で自己表現することは難しい。ましてや、経験のないうちは尚更。技術もノウハウも地位もない小僧には自己表現なんて考えられない。

自己表現≠仕事≠幸せ?

仕事と自己表現を同時に達成すること= 幸せ になるのか?自己表現できる職種は限られていて、競争が激しいorやりがいを餌にした収入の搾取に遭う確率が高く、現実的ではないと思う。最近アニメーターの薄給について話題に上がるが、いつまでも労働を信仰するから労働者の搾取は止まらないし、誰も幸せになれない。

それでも仕事と自己実現が重なる瞬間を掴みたいなら、体力がなくなるまでやってみる。絶望を知ったらいつまでも執着せず現実に戻ろう。己を知る事で幸せへの一歩を進むためだ。

私の「東部戦線1941」はヒットしたが、それを狙って作ったわけではない。自分に何が出来るのか、それを知りたくて作ったものだ。ゲーム作りを楽しむことができて、出来上がった作品にも満足しているのなら、結果はどうあれ、人生は幸せなものになるだろう。

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自己表現できる場としてインターネットは使える。
昼の仕事と夜の仕事違ったりするのかっこいいと思うけどね。ロックスターみたいで。そんな贅沢ができるのも今のうちだ。syosetu.com


なんたって、この瞬間俺は自己表現しているわけだ。誰に支持されるわけでもなく、自由に文章を綴っている。学も教養もないが自己表現できる。まだ文章を価値として認めてくれる現代に感謝すべき。ダイレクトに思考を反映させ、誰かが読んでくれる。これは今しか味わえない幸せだ。

ゼロ年にブログの基礎となるBloggerが誕生して、その時はwebで自己表現なんて奇妙だったけど、はてなtwitterがでてきて当たり前になったよね。自己実現なんてのは探せばいくらでも出来て、自分の秘めている色んな可能性を知る事ができる。

それでもまだ尚「仕事で成功して自己実現!」って口を揃えてるの狂っていて、明らかな認知的不協和を起こしている。気持ち悪い恋愛ドラマを観ているみたいだ。俺と同じくらいの世代の人は仕事は必ずしも幸せにしてくれないことを知るべき。事実、若者の収入は減る一方、生活がいまより楽になる時代は100年以内にやってこない。そんな割にあわないもの為に頑張る意味あるの?好きな人といる時間を増やすか、趣味に時間を掛けたほうがhappyになれると思うけど。
仕事≠自己表現と切り離すと、もう都会にいる必要もなくなってきたりする。上京してすべてを手に入れられるという輝きを失った今、そんなギャンブラー育成エコシステムも終わりつつある。マイルドヤンキーはすべてを持っている。持っているもの以上望まないからだ。何かが足りないと思うと不幸が始まる時代にすでに突入しているのかもしれない。